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土井まさり caracolilloの徒然

≫2019年03月

マルワコンクール

二年に一度のマルワコンクール、真悠子ちゃんは今回が最後のエントリーでした。
無事、ファイナリストまで進むことができ、本選はシギリージャ。
新人公演で受賞した曲なだけに、私は安心していたのですが、あれから半年、更に色んな課題が山積みで、日を追うごとに手も足も出なくなり。。
気持ち、すごくわかる。。
前日にも、‘今まで出来てたはずのことが出来なくなった‘と焦りの連絡。
それは成長、進化の過程に必ず起きることなのだけど、もう後はやるっきゃない!

とにかく、無事終わり、本人は上手くいかなかった、とかなり落ち込んでいましたが、あの状況でよく踊った!真悠子、エラい!と思うのです。
他の出演者の方も、本当にお疲れ様でした!素晴らしいバイレの方がたくさんおられました。


みんな、ありがとう!!
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楽屋にて
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日本でのコンクールだとしても、私たちは、フラメンコに関しては外国人です。
フラメンココンクール、なのか、スペイン舞踊コンクール、なのか、舞台芸術も含めたコンクールなのか、、
審査員の先生方は、さぞや大変な労力でしょう。

でも、ひとりの審査員の方の発言で、違和感を感じたのは私だけでしょうか。。

今回は若い三人に賞をとってもらえてよかった、
衣装や髪飾りなども大事、
舞台芸術、
など、マルワコンクールは年齢制限を設けているのにも関わらず、若い三人って…。
衣装、については、フラメンコ舞踊家の審査員の方の意見なら納得できるものでも、もし、フラメンコを深く研究されていない方の発言だとしたら、どんな衣装がムイフラメンコで、曲に合った衣装がどんなものか知らないとしたら、、
そんなことを思ってしまいました。
勿論、舞台映えする衣装であることはコンクールにおいては、プラスに働くかもしれませんが、それよりも重要なことはフラメンコにはあると私は思うのです。
さて、舞台芸術、とは、どういうことを言うのでしょう?照明?衣装?踊り?
ストーリー性のある作品を踊るわけではなく、コンクールでフラメンコを一曲踊る、ただその中に舞台芸術が必要とされるなら、それはどういうことなのか?
このコンクールには、照明の指定などあるわけではありません。衣装についても前出。とすると、踊り方?マルカールせずに無駄に動き回ったり、バレエのように、胸を開きまくって(勿論すべてがダメではありません)派手な動作をしたり??
マルカールって言葉知ってるのかな、、とまで思ってしまいました。


もちろん、優勝した人の踊りは素晴らしく、予選からもう別格!という感じでしたし、結果に不満がある、とかではありません。

ですが、フラメンコと銘打つコンクールならば、フラメンコの批評も聞きたかったというのが本音です。

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